ロレックスが入手困難の理由と背景

ロレックスが「なかなか買えない」といわれるようになったのは2010年代後半から。さらに2020年代に入ると、その傾向はますます顕著になりました。

現在では、目的のモデルを求めて全国のロレックス正規店を巡る「ロレックスマラソン」を実施する人も少なくありません。

なぜここまでロレックスが入手困難になったのか、その理由と背景を解説します。

世界的に人気が高まっている

ロレックスの人気は、日本だけでなく世界中で加速しています。特にアジア圏では富裕層の増加に伴い、高級時計の需要が右肩上がりに。欧米ではロレックスの高い資産価値が評価され、投資家が購入するケースも増えています。

一方で生産数は限られているため、供給が追いつかず「品薄状態」が常態化。人気モデルは正規店での入荷本数が少なく、入る確率は数％ともいわれています。

このような世界的な人気供給のミスマッチが、入手困難の原因と考えられます。

生産数が限られている

ロレックスは大量生産を行わず、品質・精度をなによりも大切にしているブランドです。そのため人気モデルであっても入荷数が限られ、日本国内に割り当てられる数もごくわずかにとどまります。

さらにロレックスの時計は一つひとつが高い技術力を持った職人により組み立てられており、生産スピードには限界があるのも事実。

大量生産を行えば緻密で精巧なつくりに影響が出る可能性もあるため、ブランドとしても一定の品質を保つために、供給数を慎重に調整していると考えられます。

店舗が個数制限を実施

ロレックス正規店では、同一モデルの複数購入を防ぐために「個数制限」が設けられています。人気モデルにおいては同一シリーズを短期間に繰り返し購入できず、1年間に1本までという仕組みが取られており、本当に欲しいモデルを入手するのにも長期間を要するようになりました。

この背景には転売目的の購入を防ぎ、一般の購入者や愛用者に行き渡らせたいというブランド側の意図があります。こうした制限が、さらにロレックスを入手困難な存在にしているのです。

【2025年版】ロレックスの入手困難ランキング｜カテゴリ別

2025年現在、ロレックスの中でも特に入手困難とされる16モデルをカテゴリ別にご紹介します。

スポーツモデル

ロレックスのスポーツモデルは、圧倒的な人気と供給数の少なさから、もっとも入手困難なカテゴリです。

デイトナやサブマリーナ、GMTマスターIIといった代表モデルは、機能性とデザイン性を兼ね備え、さらに製造過程のストーリー性から時計愛好家や投資家の間でも高く評価されています。

実用性に優れた仕様とブランドイメージにより、日常使いにも適した資産価値の高い個体が集まるモデルといえるでしょう。

デイトナ Ref.116500LN

デイトナ Ref.116500LNは、ロレックスの中でも特に高い人気を誇るクロノグラフモデル。2016年に登場して以降、精悍なセラクロム製ベゼルや完成度の高いクロノグラフ機構が注目を集め、入手困難な状態が続いています。

文字盤はブラックとホワイトの2種類がありますが、中でもホワイトは需要が集中しており、手に入りにくい傾向があります。2023年に後継モデルが発表されたことで生産終了となりましたが、中古市場では現在も高値で取引されており、資産価値の面でも評価が高いモデルです。

素材	ステンレススチール
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.4130
パワーリザーブ	約72時間
シグマ買取価格	4,750,000円

サブマリーナ Ref.126610LV

通称「グリーンサブ」と呼ばれる、グリーンベゼルが印象的なモデルです。ロレックスを象徴するダイバーズウォッチ「サブマリーナ」シリーズの中でも、個性と存在感を放つ一本として多くのファンから注目されており、常に入手困難な状況が続いています。

Ref.126610LVは、2020年に登場した現行モデル。前モデル（Ref.116610LV）の“グリーンサブ”が生産終了となったことで、登場時から大きな注目を集めました。

中古市場でも価格は高騰しており、資産性の高さから投資的な観点でも人気のモデルです。

素材	ステンレス
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.3235
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	2,300,000円

GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO

ロレックス愛好家から「ペプシ」の呼称で愛されているRef.126710BLROは、青と赤のツートンカラーが目を引くGMTマスターIIの人気モデルです。このカラーリングは初代GMTマスターを思わせ、シリーズの象徴的な存在ともいえます。

ベゼルにはセラミック製の「セラクロムベゼル」を採用し、耐久性と色味の美しさを兼ね備えています。またブレスレットはスポーティーな印象のオイスターブレスと、ドレッシーで高級感のあるジュビリーブレスから選択可能で、自分の好みに合わせたロレックスを身に着けられるのも魅力の一つ。

近年は流通量の少なさが話題となり、一部では「生産終了が近いのでは」との声も聞かれるほど希少価値の高いモデルです。

素材	オイスタースチール
ブレスタイプ	オイスターブレス/ジュビリーブレス
ムーブメント	Cal.3285
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	3,000,000円

エクスプローラーⅠ Ref.124270

エクスプローラーⅠ Ref.124270は、無駄を省いたシンプルなデザインと高い実用性で根強い人気を誇るモデルです。36mmというほどよいサイズ感は、日本人の腕元にもよくなじみ、男女問わず愛されています。

ケースやブレスレットには耐久性の高いステンレススチールを採用。オイスター構造による100m防水も備えています。

ムーブメントにはCal.3230を搭載し、約70時間のパワーリザーブを実現しました。機能性と上品さを兼ね備えた、まさにロレックスの原点を感じさせるモデルです。

素材	ステンレススチール
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.3230
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	—

スカイドゥエラー Ref.326934 ブルー文字盤

スカイドゥエラー Ref.326934のブルー文字盤は、複雑な機構と高い実用性を備え持つ希少モデルです。ロレックス初の年次カレンダー機構「サロス」に加え、2つのタイムゾーン表示を実現し、海外への出張や旅行が多い人にも重宝されています。

同モデルの中でもブルーの文字盤は高い人気を集めており、生産数の少なさに加え2023年に生産終了となったことで常に入手困難ランキング上位に挙がります。

存在感のある42mmケースと、美しく洗練されたデザインの組み合わせは、ビジネスシーンからカジュアルスタイルまで幅広くなじむでしょう。

素材	ステンレススチール＋ホワイトゴールド
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.9001
パワーリザーブ	約72時間
シグマ買取価格	3,200,000円

クラシックモデル

クラシックモデルはシンプルで落ち着いたデザインが魅力で、ビジネスシーンでも違和感なく着用できる点から高い支持を集めています。視認性の高いダイヤルやほどよいケースサイズ、控えめながらも上質な仕上げなど、実用性と品格がバランスよく両立されています。

さらに限定カラーや希少素材を採用したモデルは、市場に出回る数が非常に少なく、入手が難しいものもあります。価格の安定性や将来的な値上がりも見込めることから、投資目的で選ばれるケースも増えているカテゴリです。

デイトジャスト41 Ref.126334

クラシックモデルの中でも入手困難とされるのがデイトジャスト41 Ref.126334。計算されたデザインと高級感のあるフルーテッドベゼルが特徴で、幅広いシーンで活躍します。

ケースサイズは41mmと現代的な存在感がありながらも、日本人の腕にもなじみやすいバランスのとれた大きさ。文字盤は非常にバリエーションが豊富で、特にアズーロブルーやオリーブグリーン、キャンディーピンクなどの人気カラーは入荷数が少なく、正規店での入手が困難です。

また、ムーブメントには高精度のCal.3235を搭載しており、約70時間のパワーリザーブと100mの防水性能を備え、実用性も申し分ありません。

素材	オイスタースチール/ホワイトゴールド
ブレスタイプ	ジュビリー
ムーブメント	Cal.3235
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	1,700,000円

オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000

オイスター パーペチュアル 36はロレックスの中でもシンプルな美しさが際立つ、長く使える定番モデルです。日付表示がなく、時・分・秒のみというすっきりとしたデザインで、初めてロレックスを手にする方にもおすすめの一本。

2020年に登場した現行モデルでは、ターコイズブルーやキャンディーピンクなど、明るく個性的なカラーが人気を集めています。人気のターコイズブルーやブラック、シルバーは入手しやすく、中古市場でも探してみると見つかりやすいカラーです。

実用性では、ロレックス自社製のCal.3230・約70時間のパワーリザーブ・優れた衝撃性や耐磁性により、日常使いにも適した仕様になっています。

素材	オイスタースチール
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.3230
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	1,800,000円

デイデイト Ref.228239

デイデイト Ref.228239は、ロレックスの中でも特別な存在といえる金無垢モデルです。ケースとブレスレットには18Kホワイトゴールドが用いられ、重厚感の中に品のある輝きを宿しています。

また、スレートダイヤルにローマンインデックスを組み合わせたデザインは、クラシカルな雰囲気が魅力的です。

ステータス性はトップクラスで、コレクションする人も多く、資産価値は素材の観点からも非常に高いものがあります。

素材	ホワイトゴールド
ブレスタイプ	プレジデント
ムーブメント	Cal.3255
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	—

デイトジャスト Ref.126300

2017年に登場したデイトジャスト Ref.126300。ステンレス製の41mmモデルで、シンプルかつ上品なスムースベゼルが特徴です。視認性もよく、光沢感のある上品な仕上がりが126300の魅力ともいえるでしょう。

内部には次世代ムーブメント「Cal.3235」を搭載。約70時間のロングパワーリザーブと高い精度を実現し、日常使いにも頼れる一本となっています。

現在はデイトジャストのモデル自体が入手困難になっており、店頭で出会えることはほとんどありません。希少価値も高く、これからの資産性も期待できるモデルです。

素材	オイスタースチール
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.3235
パワーリザーブ	約70時間
シグマ買取価格	—

デイトジャスト 28 Ref.279166

デイトジャスト 28 Ref.279166は、プラチナ素材のみで作られた、レディースモデルの中でも最高級クラスのモデル。氷のように澄んだアイスブルーダイヤルは、プラチナ製ロレックスだけに許された特別な色味です。

落ち着きのある上品さと、ほかにはない存在感を併せ持っています。その高級な素材から生産数が特に限られているため、入手は非常に難しいといわれています。

素材	プラチナ
ブレスタイプ	プレジデント
ムーブメント	Cal.2236
パワーリザーブ	約55時間
シグマ買取価格	—

プレミアモデル

プレミアモデルは特に流通量が少なく、“入荷すら幻”と称されるほどの希少性を誇ります。限定生産や生産終了モデルを中心に、国内外のコレクターや投資家から高い注目を集めており、市場では定価をはるかに上回るプレミア価格がつくことも。

中には数千万円台で取引される例もあり、資産価値の高さでも一線を画す存在です。

どのようなモデルが「プレミアモデル」といわれるのか、その詳細を見ていきましょう。

デイトナ レインボー Ref.116595RBOW

圧倒的な希少性と存在感を放つ「デイトナ レインボー」Ref.116595RBOWは、2018年に登場した限定モデル。ベゼルには36個のレインボーサファイアが配され、エバーローズゴールドのケースと絶妙に調和しています。

もはやジュエリーと呼ぶにふさわしい華やかな外観と、デイトナならではのクロノグラフ性能を兼備。

定価は約1,000万円でしたが、現在では9,000万円での取引を実現しており、入手難易度はロレックス最高クラスです。

素材	エバーローズゴールド
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.4130
パワーリザーブ	約72時間
シグマ買取価格	—

デイトナ アイスブルー文字盤 Ref.116506/116506A

ロレックス誕生100周年とデイトナ50周年を記念し、2013年に登場したのがデイトナ アイスブルーRef.116506。プラチナ無垢のケースとブレスに、プラチナモデルの証でもあるアイスブルーの文字盤を組み合わせた特別仕様です。

定価は約800万円ながら、2023年に生産終了となったことで、現在は1,200万円超のプレミア価格がつくことも。特にダイヤ入りのRef.116506Aはさらに高額取引される傾向があります。

素材	プラチナ
ブレスタイプ	オイスター
ムーブメント	Cal.4130
パワーリザーブ	約72時間
シグマ買取価格	—

コスモグラフ デイトナ Ref.116588TBR

2019年のバーゼルワールドで発表された特別モデル。ブラック×イエローのダイヤル内には243個の細かなダイヤモンドが散りばめられ、虎を思わせる力強いデザインが魅力です。

イエローゴールドのケースと、36個のトラペーズカットダイヤが並ぶベゼルが高級感を強調し、ロレックスの高度な技術が結集されています。さらにオイスターフレックスブレスレットの採用により、スポーティーさと華やかさを兼ね備えた一本です。

日本では流通量が少なく、手に入れるのが難しいモデルとされています。

素材	イエローゴールド
ブレスタイプ	オイスターフレックス
ムーブメント	Cal.4130
パワーリザーブ	約72時間
シグマ買取価格	—

レディースモデル

スポーツモデル人気から、「ロレックス＝メンズ」という印象が強い一方で、レディースモデルも多くの年代で愛されています。ロレックスのレディースモデルは、華やかなデザインと落ち着いたたたずまいで、女性の手元を上品に彩る仕上がり。

「アクセサリーが苦手」という人も、ロレックスの時計を一本代わりに身に着ければ、華やかさを身にまとえます。

ここからは、特に注目されているロレックスのレディースモデルをチェックしていきましょう。

レディ デイトジャスト 28 Ref.279171G

レディ デイトジャスト 28 Ref.279171Gは、エバーローズゴールドとオイスタースチールのコンビネーションが美しいモデルです。ロゼカラーの文字盤には、ダイヤモンドとローマ数字「IX」に施されたダイヤモンドが上品に輝き、手元に華やぎを添えます。

フルーテッドベゼルとジュビリーブレスレットの組み合わせにより、優雅さと快適な装着感を両立している点も魅力です。甘すぎないかれんなデザインは、幅広い年代の女性から人気を集めています。

素材	ステンレススチール/エバーローズゴールド
ブレスタイプ	ジュビリー
ムーブメント	Cal.2236
パワーリザーブ	約55時間
シグマ買取価格	1,400,000円

レディ デイトジャスト Ref.279173G

イエローゴールドとステンレススチールの華やかなコンビネーションが魅力のレディ デイトジャスト Ref.279173G。2016年以降はムーブメントがCal.2236にアップグレードされ、パワーリザーブも48時間から55時間に延長されました。

ミントグリーンの文字盤はイエローゴールドとの相性が抜群で、手元に上品な彩りを添えてくれます。ファッションのアクセントとしても活躍する一本です。

素材	ステンレススチール/イエローゴールド
ブレスタイプ	ジュビリー
ムーブメント	Cal.2236
パワーリザーブ	55時間
シグマ買取価格	—

デイトジャスト 31 Ref.278289RBR

デイトジャスト 31 Ref.278289RBRは、ホワイトゴールド製のケースとダイヤモンドセッティングを施したベゼルが目を引く、華やかさと品格を兼ね備えたモデル。

プレジデントブレスとの組み合わせにより、ジュエリー感覚でも楽しめる時計です。高級素材を贅沢に使ったこのモデルは需要が高く、生産数が限られていることから入手の難易度も高い一本。

レディースロレックスの中でも、ひときわ華やかな輝きを放つモデルといえます。

素材	ホワイトゴールド
ブレスタイプ	プレジデント
ムーブメント	Cal.2236
パワーリザーブ	約55時間
シグマ買取価格	—

ロレックスの入手困難モデルに共通する特徴

入手困難なロレックスには、価格や人気だけでは語れない共通の特徴があります。

ここでは、6つの視点からその傾向を整理し、将来的に入手困難になりそうなモデルのヒントを探りましょう。

生産数が少ないモデルが高騰する理由

ロレックスは製造過程において品質の高さを徹底しています。特に複雑な加工を要するモデルは生産数がより限られるため、結果として供給が少なく、希少性が上昇。そしてプレミアム価格がつきやすくなります。

希少性と需要のバランスが、高騰を生む主な要因となっています。

生産終了で入手不可能になる背景

ロレックスでは、新モデルの発表に合わせて旧モデルが廃盤になることがあります。廃盤になると正規店で購入できなくなり、中古市場での流通も減少傾向に。

また「生産終了」という話が聞こえ始める頃、ロレックス投資家たちが先回りして購入する動きも見られ、ますます希少性が高まるのです。それに伴い、該当モデルは入手困難となり、価格が高騰するケースが増えています。

独自デザインが希少価値を生む

ロレックスの中には、文字盤の色や素材が特別なデザインが存在します。例えば、隕石を使ったダイヤルやアイスブルーなどは、その珍しさからファンの心をつかみ、高い人気を誇ります。

こうした特別なデザインは生産数が限られていることも多く、自然と希少性が上がり、入手困難なモデルに。時間が経つほど価値が上がりやすく、コレクターや投資家からの注目を集めるようになります。

限定モデルが投資対象になる訳

ロレックスはブランドや特定モデルの節目に、数量限定の特別モデルを発売することがあります。このような限定モデルは希少性が高く、入手できる人も限られており、発売後すぐに市場価値が高騰します。

数量の少なさに加え、「記念モデル」はロレックス愛好家にとっても特別なもの。ブランドストーリーにほれ込み、ロレックスを愛用する人も少なくありません。そのような特別なモデルは、コレクターの所有欲を刺激するため、定価以上の価格で取引されるケースも多くあります。

ジュエリーモデルの希少性と高額化

ダイヤモンドやルビーなどの宝石を散りばめたジュエリーモデルは、素材価値も技術も高いため、生産数は一般的なモデルよりも限られます。

市場に流通するモデルもありますが、ジュエリーとしての印象が高まれば高まるほどその数は減少すると考えられています。そのため、発売時点での入手が難しいだけでなく、二次流通市場でも出回る数が非常に少ないのが特徴です。

またその素材価値から、ほかのシリーズ以上に高額な価格で取引される傾向があります。

高機能ムーブメントが価値を押し上げる

ロレックスを愛用する方は機械式に魅力を感じる人も多く、高機能ムーブメントを搭載したモデルは特に注目を集めます。一方で複雑な機構を持つモデルは製造難易度が高く、生産数も限られているため、需要と供給のバランスが崩れることに。

そのため機能性と希少性の両面で優れたモデルは、特に投資対象として高く評価されています。

入手困難なロレックスを正規店で購入するには？

ロレックスは偽物が多く出回るブランドです。そのため、正規店の利用がもっとも安心できる方法ですが、入手困難なモデルは簡単には手に入りません。

どうすれば入手困難なロレックスを手に入れられるか、そのコツを解説します。

正規店で購入できる確率を上げる

デイトナやサブマリーナなどの人気モデルは、正規店での購入確率が1～5％未満とされ、現在も手に入りにくい状況が続いています。ただし、工夫次第でチャンスを広げることは可能です。

特に重要なのが、店舗スタッフとの信頼関係。購入確率を劇的に変える方法はありませんが、地道な信頼関係の構築が購入の確率を上げることにつながります。

通う頻度でチャンスを増やす

信頼関係を築くのにもっとも有効なのは、頻繁に店舗へ足を運ぶこと。特に人気モデルを狙う場合、週1～2回程度のペースがおすすめといわれています。

頻繁に来店することで入荷直後のタイミングに出会えたり、希望モデルや来店の理由を覚えたりしてもらえるのも大きなメリットです。

誠実な対応を心がければ、少しずつ信頼関係が築け、購入のチャンスに恵まれる確率が高まるでしょう。

狙うモデルをはっきりと伝える

希望するモデルが決まっていたら、スタッフにはっきりとその意図を伝えると、予約ができたり入荷時に連絡をもらえたりします。店舗側もどのモデルを求めているのか明確な顧客のほうが対応しやすく、提案も容易です。

希望モデルの入荷予定がまったくない場合は、好みに近い個体をおすすめしてもらえることもあるので、ぜひモデル名やカラーリング、デイト機能の有無など具体的な条件を伝えてみてください。

入荷頻度を把握して動く

ロレックスの入荷頻度は店舗によって異なり、地域や規模の違いにより、入荷のタイミングや種類にバラつきがあります。

週に何回入荷があるのか、どの曜日が狙い目なのかといった情報は、通う中で少しずつ見えてくることも。特に平日の午前中は入荷後すぐに店頭に並ぶことがあり、足を運ぶ価値がある時間帯です。

「この店舗は何曜日に入荷するか」など、感覚を蓄積することが入手確率を高める手段になります。

入荷待ち対応でチャンスを逃さない

予約や取り置きができる店舗もありますが、基本的には入荷のタイミングであるかが勝負です。そのため、こまめに来店することが購入のチャンスの幅を広げることになるでしょう。

すぐ手に入らない今のロレックスだからこそ、希少性という付加価値があります。焦らず粘り強く対応し続けることが、入手への大切な姿勢です。

ロレックス 並行輸入購入のポイントと注意点

正規店での購入が難しい今、並行輸入を検討する人も少なくありません。実際、人気モデルが定価より安く手に入るケースもあり、多くの人が利用している購入ルートの一つです。

ここでは、並行輸入でロレックスを購入する際に知っておきたいポイントや、信頼できる販売店の見極め方などを解説します。

並行輸入のメリットとリスク

並行輸入は、人気モデルを定価より安く手に入れやすいのが魅力です。中には、入手困難なモデルが在庫として出回ることもあります。

一方で、ロレックスの正規保証が受けられないケースがあり、修理やメンテナンスの対応に制限がある点には注意が必要です。購入後のサポート体制も含めて、慎重に判断することが欠かせません。

並行輸入が安い仕組み

並行輸入品が安くなる理由は、流通ルートの違いにあります。海外で安く仕入れた時計を日本で正規店以外が販売するため、安価に購入することが可能です。

また為替の影響も大きく、円高のタイミングではさらに価格が下がることもあります。ただし価格だけに注目すると、リスクのある商品を選んでしまうこともあるため、慎重な見極めが必要です。

信頼できる並行輸入店の選び方

並行輸入でロレックスを買うなら、販売店選びが重要です。まずは、営業実績や口コミ評価を確認しましょう。

保証内容やアフターサービスの有無の確認も欠かせません。商品の状態や付属品、シリアルナンバーなど、細かな情報を明示している店舗は信頼性が高い傾向があります。

ロレックスの中古品購入で失敗しない方法

入手困難なロレックスの購入方法におすすめなのが中古品での購入です。中古市場には、お得な価格で憧れのモデルと出会えるチャンスがあります。一方で、状態のばらつきや保証の違いなど、注意すべき点も少なくありません。

中古市場でロレックスを選ぶ前に、押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。

中古購入の利点とリスクを整理

中古ロレックスの最大の魅力は、新品よりも価格が抑えられている点です。すでに廃盤になった人気モデルに出会えることもあります。

ただし、精巧な偽物が紛れている可能性もあるため、信頼性の高い店舗で購入することが大切です。買取実績や口コミ、偽物だった場合の保証内容などをしっかり確認しましょう。

中古品の保証とメンテナンスを確認

買取販売店がどのような保証をつけているかも大切なポイントです。万が一の初期不良や故障に備え、保証期間や適用範囲を確認しましょう。

またオーバーホール済みの時計であれば、数年分の維持費が浮きます。ロレックスのオーバーホールは数万円単位になるため、買取販売店にぜひ確認してみてください。

リセールを見据えた中古選び

ロレックスは今後もリセールバリューが期待できるブランドです。そのため、将来の資産価値も視野に入れて購入を検討しましょう。

また、付属品がそろっていると査定額アップが狙えます。手元にあれば本体と一緒に査定へ出すことがおすすめです。

ロレックスの資産価値を考えた選び方

ロレックスはモデルによって、購入価格以上のリセールを期待できるケースもあります。人気モデルや限定モデルは年々価格が上がることもあり、ロレックスの機能美を楽しみながら高い資産性を保つことが可能です。

数ある高級時計ブランドの中からロレックスを選ぶことは、趣味と資産性を両立できる実用的な選択肢といえるでしょう。

ロレックスの売却はシグマがおすすめの理由

ロレックスのような高級時計や入手困難なモデルを手放すとき、売却先はじっくり検討したいもの。

「少しでも高く売りたい」「信頼できるお店に任せたい」と考える方は、シグマをぜひご検討ください。ここからはシグマの強みについてご紹介します。

手数料無料で安心して査定できる強み

シグマでは査定料・キャンセル料がすべて無料でご利用いただけます。宅配買取や出張買取時も送料やその他手数料は一切かからないため、安心してご利用ください。

他店との比較もしやすく、納得感を持ってロレックスを売却できる点も大きな魅力です。

状態に関わらず査定可能

不動品や傷、汚れのあるロレックスも、シグマでは丁寧に査定を行います。

「こんな状態でも大丈夫？」という時計でも、ロレックスであればパーツレベルで需要があるため、買取が可能です。

多彩な査定方法で手間を軽減

シグマでは、店頭・出張・宅配の3つの査定方法のほかに、おおよその査定額が分かる事前査定もご用意しています。

• ●LINE査定
• ●メール査定
• ●電話査定

本査定に入る前に査定額の目安が分かり、かつ手軽に利用できるため、買取が初めてでもスムーズにご利用いただけます。

まとめ売りで買取額が最大25％アップ

ロレックスのほかに手放したいアイテムがあれば、ぜひ一緒にお持ちください。シグマではまとめて売却することで、最大25％アップのサービスを提供しています。

時計以外のブランド小物、楽器、酒、カメラなど、多様なカテゴリが対象です。ロレックスを売る前に、ぜひほかに不用品がないか確認してみましょう。

高級時計は増額キャンペーンを活用

日頃の感謝を込めて、ロレックスを含む高級機械式時計の買取増額キャンペーンを実施中です。

買取金額に10％上乗せした価格で取引を行うため、より有利な条件でロレックスを手放せます。ロレックスのように買取金額が高額な時計ほど、キャンペーンによる上乗せ額も大きくなるため、ぜひこの機会をご活用ください。

オークション相場を反映した高額査定

シグマでは国内外のオークション相場を常にチェックし、それを反映した高額査定を実施しています。

市場価値をリアルタイムで把握しているため、人気モデルや希少モデルも適正に評価され、納得のいく価格での売却が可能です。

まとめ

ロレックスの入手困難なモデルランキングを見てみると、人気モデルには共通点があることが分かります。特に現在は、ロレックスの時計自体が容易に手に入れられないため、話題性や希少性の高いモデルはさらに競争率が高くなるでしょう。

ただし、購入ルートやモデル選びを工夫すれば、入手のチャンスは確実に広がります。ロレックスを購入するときは、将来的な資産性も視野に入れながら、自分にとって価値ある一本を見極めていきましょう。

記事監修