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2026.06.09

腕時計の資産価値ランキングTOP10|リセールバリューが高いブランドと選び方を徹底解説

腕時計の資産価値ランキングTOP10|リセールバリューが高いブランドと選び方を徹底解説
腕時計の資産価値は、ブランド力・希少性・中古市場での需要・コンディション・付属品という5つの要素で決まります。 本記事では、この5つの要素を軸に2026年時点で資産価値が高いとされる腕時計ブランドをランキング形式でご紹介します。 腕時計の投資を考えている方や実物資産として将来的な売却を視野に入れている方は、購入前にぜひランキングを参考にしてみてください。
目次

腕時計の資産価値はどう決まる?評価を左右する5つの要素

腕時計の資産価値は定価だけで判断できるものではなく、実際にはさまざまな要素によって評価されます。主な要素は次の5つです。

●ブランド力と知名度

●希少性

●市場での需要

●コンディションとメンテナンスの履歴

●付属品の有無

ここでは、資産価値のある腕時計を選ぶときに押さえておきたい5つのポイントを解説します。

ブランド力と知名度

腕時計の資産価値を支えるのは、まずブランド力と知名度です。世界中で名前が知られているブランドは国や地域を問わず買い手が見つかりやすく、中古市場でもスムーズに取引が進みます。

ロレックスのようにブランド名を聞いただけで特定のモデルやデザインが思い浮かぶ時計は、資産としての安定感も増すでしょう。100年以上の歴史を持つブランドは長年の品質と信頼の積み重ねがある分、将来にわたっても価値を保てる傾向にあります。

生産本数と希少性

希少性も腕時計の資産価値を支える要素の1つです。ロレックスのデイトナやパテック フィリップのノーチラスといった人気モデルは、正規店で手に入れるのが極めて難しい状態が続いています。

人気ブランドの多くは、品質を保つため生産本数を絞り込んでいます。結果的に需要が供給を上回り、相場が上がりやすいのが特徴です。

中古市場の需要と相場

腕時計の資産性には、中古市場での需要も関係しています。

中古やアンティーク市場が確立しているブランドは、製造終了モデルにも高い評価が集まりやすく資産面でも有利です。歴史を経ても評価される時計は、長く愛されてきた証ともいえるでしょう。

コンディションとメンテナンス履歴

腕時計の状態によって査定額は変わるため、資産価値を保つには重要な要素です。傷や打痕が少なく、ムーブメントが安定して動く個体は中古市場でも高く評価されるでしょう。

定期的なオーバーホールの履歴があるかどうかもポイントです。ロレックスやパテック フィリップ、オーデマ ピゲのようにサポート体制が整ったブランドは、古いモデルでも修理を受けやすく、価値の維持につながります。

箱・保証書などの付属品

腕時計を資産として保つなら、箱、保証書、取扱説明書、余りコマといった付属品も忘れずに保管しておきましょう。付属品がそろっているかどうかで、査定額が変わるケースもあります。

特に保証書は、正規品であることや購入時期を示す欠かせない書類です。将来的な売却を視野に入れているなら、購入時に付属していたものはひとつにまとめて保管しておくと、売却時にもスムーズに対応できます。

【2026年最新】腕時計の資産価値ランキングTOP10

ここからは、世界的な需要や希少性、中古市場での評価、ブランドの歴史といった観点から資産価値が安定している腕時計ブランドをランキング形式でご紹介します。

※表内の「シグマ取引価格」は、2026年5月時点の買取専門店シグマにおける中古買取相場の目安であり、正規店の定価とは異なります

1位:ROLEX(ロレックス)

ロレックスは、腕時計の資産価値を語るうえで欠かせないブランドです。世界規模の認知度、徹底した品質管理、そして揺るぎない需要によって中古相場でも安定した評価を保ち続けています。

なかでもデイトナ、GMTマスターII、サブマリーナーといったプロフェッショナルラインは、正規店での入手が困難な状況が続き、二次流通では定価を上回る価格で動くケースもあります。売却のしやすさ、いわゆる流動性の高さもロレックスの魅力でしょう。

代表モデルは、コスモグラフ デイトナ 126500LNです。コスモグラフデイトナはセラクロムベゼルを備えた現行クロノグラフの人気モデルの1つで、長期保有に向いています。

製品名シグマ取引価格
コスモグラフ デイトナ 116500LN ブラック3,700,000円
エクスプローラー II 216570 ホワイト1,350,000円
GMTマスターII 126710BLRO 赤青3,000,000円

2位 PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)

世界三大時計のなかでも、特に高い格式を持つブランドとして知られているのがパテック フィリップです。「子から孫へ受け継ぐ」というメッセージが示す通り、世代を超えて評価される普遍的な価値を備えています。

なかでもノーチラスとアクアノートの人気は突出しており、定価を大きく上回る価格で取引されるケースもあります。希少性、技術、芸術性のいずれをとっても他ブランドの追随を許さず、世界の富裕層が注目している存在といえるでしょう。

代表モデルはノーチラス 5711/1A-011が挙げられます。ラグジュアリースポーツの代名詞として知られ、中古市場では数千万円で動くモデルもあり、実物資産として長期保有を検討しやすいモデルです。

製品名シグマ取引価格
ノーチラス ラージ ブラックブルー 5711/1A-00114,000,000円
アクアノート トラベルタイム 5164R-00112,000,000円
パーペチュアルカレンダー 5140R-0116,000,000円

3位 AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)

世界三大時計の一角を担うオーデマ ピゲ。1972年に発表されたロイヤルオークによって、ラグジュアリースポーツウォッチという新ジャンルを切り開いたブランドです。

八角形ベゼルとタペストリー文字盤というアイコニックなデザインは、半世紀を経た今もブランドの顔になっています。特に若い世代を中心に世界規模で需要が広がっており、ステンレス製モデルは市場でも購入しにくい状況が続いています。

代表モデルは、ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー 26574OR.OO.1220OR.02です。永久カレンダー機構をローズゴールドケースに収めたモデルで、生産が終了しているため希少性が高くなっています。

製品名シグマ取引価格
ロイヤルオーク ブルー 15500ST.OO.1220ST.016,500,000円
ロイヤルオーク クロノグラフ ブルー 26331ST.OO.1220ST.016,900,000円
CODE11.59 バイ オーデマピゲ オートマティック 15210CR.OO.A002CR.013,200,000円

4位 RICHARD MILLE(リシャールミル)

リシャールミルは「時計界のF1」とも称されるブランドです。トノー型ケースとカーボンといった先端素材を組み合わせ、業界に新たな価値観を持ち込みました。

定価が数千万円、なかには億を超えるモデルも存在し、年間生産数も限定的です。一般市場にはほぼ流通しないことから、希少性の高さがその評価を支えています。

代表モデルは、フライバッククロノグラフを備えたRM 011が挙げられます。ブランド初期を象徴する複雑機構時計で需要も安定している1本です。

製品名シグマ取引価格
フライバック クロノグラフ フェリペ マッサ RM011-FM27,000,000円
RM11-03 フルゴールド31,100,000円
ミル RM011-FM PG30,200,000円

5位 VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン コンスタンタン)

ヴァシュロン コンスタンタンは、1755年創業の歴史あるブランドです。世界三大時計のなかでも最長の歴史を誇り、270年以上にわたって途切れることなく時計製造の歴史を重ねてきました。

クラシックでドレッシーなモデルに定評がありますが、近年はスポーティラインの「オーヴァーシーズ」が市場で注目を集め、ロレックスやパテック フィリップに次ぐ資産価値の上昇を見せています。

代表モデルは、オーヴァーシーズ 49150/B01A-9095。オーヴァーシーズはラグジュアリースポーツとしての完成度が高く、なかでもブルー文字盤の人気が際立つ存在です。この品番はすでに生産終了となっており、中古市場での希少性が一段と高まっています。

製品名シグマ取引価格
オーヴァーシーズ 4500V/110A-B1283,600,000円
パトリモニー トラディショナル 86060/000R-96402,640,000円
フィフティーシックス コンプリートカレンダー 4000E/000A-B4392,000,000円

6位 OMEGA(オメガ)

ロレックスと並ぶ知名度を誇るオメガ。スピードマスターは人類初の月面着陸でNASA公式装備として携行された歴史を持ち、シーマスターは映画『007』のジェームズ・ボンドが愛用する時計として広く認知されています。

技術面ではコーアクシャル脱進機とマスタークロノメーター認定を組み合わせた新世代ムーブメントを採用し、機械式時計の実用性を引き上げました。革新的な姿勢が中古市場での評価を底支えし、結果としてリセールバリューの安定にもつながっています。

代表モデルは、スピードマスター ムーンウォッチ キャリバー321 クロノグラフ 311.30.40.30.01.001です。スピードマスターは伝説的なキャリバー321を完全復刻した特別仕様で、生産数の少なさからコレクター市場で高値を保ち続けています。

製品名シグマ取引価格
スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチ クロノグラフ 311.30.42.30.01.005580,000円
スピードマスター ムーンフェイズ コーアクシャル マスタークロノメーター 304.23.44.52.13.001880,000円
シーマスター プロフェッショナル ジェームズ・ボンドリミテッドエディション 世界限定7007本 210.22.42.20.01.004800,000円

7位 IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)

シャフハウゼンに本拠を置くIWC。多くのスイス時計ブランドがフランス語圏に集中するなかで、ドイツ職人由来の質実剛健なものづくりで知られています。

ポルトギーゼ、パイロットウォッチ、ポートフィノ、インヂュニアといった主要シリーズは、それぞれにIWCらしい個性を備える普遍的な美しさが感じられます。とりわけ大人の男性を中心に根強いファンを抱え、中古相場も安定して推移しているブランドです。

代表モデルは、インヂュニア・オートマティック 40 IW328903。ジェラルド・ジェンタが手がけた伝説的デザインを2023年に復活させたモデルで、再評価の高まりとともに市場需要が急上昇しています。

製品名シグマ取引価格
ポルトギーゼ オートマティック IW5007011,100,000円
アクアタイマー オートマティック IW329002400,000円
パイロットウォッチ クロノグラフ トップガン IW389001610,000円

8位 HUBLOT(ウブロ)

「異素材の融合」を哲学に掲げるウブロは、1980年創業と比較的新しいブランドながら、2004年にジャンクロード・ビバー氏がCEOに就任して以降、急速に存在感を高めています。

セラミックやシリコン、独自合金・キングゴールドなどの先端素材を積極的に取り入れ、機械式時計の枠を広げてきました。著名アスリートとの契約や、F1・ワールドカップの公式時計を務めた実績により、若い世代からの認知も拡大中です。

代表モデルは、ビッグバン ウニコ キングゴールド 441.OX.1181.RXです。キングゴールドに自社製ウニコムーブメントを搭載した存在感の強い一本に仕上がっています。

製品名シグマ取引価格
ビッグバン エボリューション ゴールド セラミック 301.PM.1780.RX1,500,000円
クラシック フュージョン ブルー キングゴールド 511.OX.7180.LR1,300,000円
エロバン スチール ダイヤモンド 311.SX.1170.GR.11041,150,000円

9位 PANERAI(パネライ)

イタリア海軍向けの軍用時計をルーツとするパネライ。ラジオミールとルミノールという二大コレクションに絞り込んだ製品展開と、一目でパネライと判別できる個性が魅力です。

近年は自社製ムーブメントの開発を進めており、防水性や耐久性、視認性を含む実用面での実力も向上。リセールバリューは30〜60%前後で推移するケースが多く、急騰こそ起きにくいものの、極端な値崩れも少ない安定型のブランドといえるでしょう。

代表モデルは、ラジオミール ブロンゾ PAM00760。経年で表情が変化する青銅ケースがコレクターの関心を集める人気モデルです。

製品名シグマ取引価格
ルミノールマリーナ1950 3デイズ PAM01312600,000円
ルミノール サブマーシブル 3デイズ オートマティック チタニオ PAM01305660,000円
ルミノール 1950 3デイズ GMT トゥットネロ PAM00438980,000円

10位(同率) Cartier(カルティエ)/ Breguet(ブレゲ)/ Jaeger-LeCoultre(ジャガー ルクルト)

10位には、特徴の異なる3ブランドを選定しました。

カルティエ:「王の宝石商、宝石商の王」と称されるジュエラー出身のブランド。タンク、サントス、パンテールといったアイコンモデルは流行に縛られない普遍性を備え、レディースを含めた幅広い層に評価されています。

製品名シグマ取引価格
カリブル ドゥ カルティエ シルバー W7100037350,000円
タンクソロ SM WSTA0030180,000円
バロンブルー SM 11Pダイヤ WE902073430,000円

ブレゲ:「時計の歴史を200年早めた」と評される天才アブラアン・ルイ・ブレゲの哲学を継承するブランド。トゥールビヨンを発明した技術的功績は今なおクラシック時計の最高峰として評価されており、ブレゲ針やブレゲ数字といった意匠は他ブランドにはない個性があります。

製品名シグマ取引価格
タイプXXI トランスアトランティック 3810BR/92/9ZU1,150,000円
クラシック 5140BA/12/9W61,100,000円
マリーン クロノグラフ 5527BB/Y2/5WV2,600,000円

ジャガー ルクルト:自社一貫生産にこだわり、多くの高級ブランドへムーブメントを供給してきた技術の名門。ケースを反転できる「レベルソ」は世界の時計史に残る独創的な構造で、時を経ても色褪せない評価を保っています。

製品名シグマ取引価格
デュオメトル カンティエーム ルネール Q6042420(600.2.24.S)2,200,000円
レベルソ デュオ デイ&ナイト700,000円
レベルソ デュオ Q2718410510,000円

資産価値のある腕時計はレディースにもある?女性向けモデルの選び方

腕時計で資産価値が高いランキングの上位を占めるのは、ほとんどがメンズ向けの腕時計です。しかし実際にはレディース腕時計のなかにも、長期にわたって価値を保つモデルは存在します。

代表的なのは、カルティエの「タンク フランセーズ」やロレックスの「デイトジャスト」、ハリー・ウィンストンの「アヴェニュー」など。普遍的なデザインと厚い需要を備えており、中古市場でも安定した評価を受けています。

レディースで資産価値が高い代表モデル3選

カルティエ:タンク フランセーズ

1996年に登場したタンク フランセーズは、戦車のキャタピラから着想を得たブレスレットと一体型のスクエアケースが象徴的で、定番ラインとして長年愛されています。10時位置のローマンインデックスに「CARTIER」の文字を忍ばせるなど細部にこだわりが詰まっており、抜群の知名度から中古市場でも需要が高い1本です。

ロレックス:デイトジャスト

1945年に誕生したデイトジャストは、オイスターケース・パーペチュアル機構・デイト機構というロレックスの三大機構をすべて搭載した実用時計。レディースサイズにおいてもステンレス、コンビ、ゴールド、プラチナと幅広い素材展開があり、文字盤やインデックスのバリエーションも豊富です。

●ハリー・ウィンストン:アヴェニュー

アヴェニューシリーズは、ブランド発祥の地ニューヨークの摩天楼から着想を得たレクタンギュラーケースが特徴で、アール・デコ調の繊細なフォルムを備えています。ジュエリーウォッチとしての存在感が際立ち、ローズゴールドやダイヤモンドをあしらったモデルは安定した評価が続いています。

値崩れしにくいレディース腕時計を選ぶチェックポイント

レディース腕時計を資産性の観点から選ぶなら、まず2つの視点を確認してみてください。

1つめは、定番デザインかどうか。タンクやデイトジャストのように長年愛されてきたシルエットは、トレンドの影響を受けにくく長期的な評価を保てる傾向があります。

2つめは、素材の品質です。316Lステンレススチール、18Kゴールド、サファイアクリスタルといった高級素材を採用したモデルは耐久性と美しい外観を保ちやすく、中古市場でも有利にはたらくでしょう。

ロレックス以外で資産価値が高い時計ブランドは?

ロレックス以外で資産性が高いとされるのは、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン コンスタンタンの「世界三大時計ブランド」。さらに、リシャールミルやオメガも注目される機会が増えています。

世界三大時計ブランドは安定した資産価値を持つ

パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン コンスタンタンは、いずれも150年以上の歴史を持つブランドです。

ブランド名創業した年
パテック フィリップ1839年
オーデマ ピゲ1875年
ヴァシュロン コンスタンタン1755年

クォーツショックや世界大戦など、機械式時計の存続を脅かす局面でも、品質と独自性を守り抜いてきたことで揺るぎない地位を築いてきました。

マニュファクチュール(自社一貫生産)体制を維持し、複雑機構や仕上げの精度で他の追随を許さない点も世界三大時計といわれる理由です。中古市場では正規価格を上回るプレミア価格が常態化しているモデルも多くあります。

グランドセイコーの資産価値は?国産時計の実力と限界

国産ハイエンドブランドのグランドセイコーは、海外の名門ブランドとは性格の異なる資産性を持っています。

新品購入後は定価から2〜3割の初期下落が起きやすいものの、その後は相場が落ち着き、状態や付属品次第で購入価格の5〜7割程度を維持するケースもあります。

中古市場での流通量が比較的多く、売却しやすい一方で、需要が供給を大きく上回ることは稀なため定価以上の価値を持つことは限定的です。

急落のリスクも小さく、使いながら緩やかに価値を保つブランドといえるでしょう。

買ってはいけない高級時計の特徴|資産価値が下がりやすい腕時計の見分け方

資産性を意識して腕時計を選ぶなら、避けたほうがよい特徴を押さえておくと判断しやすくなります。ここでは、リセールバリューが伸びにくい腕時計に共通する5つのポイントを取り上げます。

知名度の低いブランドの限定モデルはリセールが伸びにくい

知名度が限定的なブランドは中古市場での需要そのものが薄く、買い手を見つけるまでに時間がかかります。さらに、ブランド自体が経営危機や国内から撤退した場合、修理体制やパーツ供給が維持できなくなる可能性も否めません。

修理ができない腕時計は実用性を失い、相場の下落が考えられます。資産目的で選ぶなら、ブランドの継続性そのものを見極めることも欠かせません。

流行に左右されるデザインは数年で買取価格が急落しやすい

派手な色使いや一時的なトレンドを取り入れたモデルは、ブームが終わると需要が一気に冷え込みます。ラインアップの入れ替わりが激しいブランドや、SNSで瞬間的に話題になった限定モデルも、数年経つと「時代遅れ」として扱われることも少なくありません。

長期にわたって相場を保つのは、時代を経ても変わらないデザインとブランドの伝統を備えた腕時計です。

すでにプレミア価格がピークに達した時計は高値づかみのリスクがある

定価を大幅に超えるプレミア価格で取引されているモデルでも、購入時点の高騰が続くとは限りません。供給が増えたりブームが落ち着いたりするなど、相場が下がる要因はいくつも存在します。

ピーク時に飛びつくと「高値づかみ」になりやすいため、価格推移が落ち着いた時期を狙うほうが長期的なリスクを抑えられるでしょう。

大量生産の現行モデルは希少性が低くリセールバリューが上がりにくい

市場に多く出回っているモデルは、希少性が成立しにくく、定価以上の価格がつくことはほぼありません。資産性が保たれるのは、生産数が制限されたモデルや長く定番として愛されてきたモデル、流通量が極端に少ない過去のモデルなどに限られます。

大量生産の現行モデルは値上がりを期待するのではなく、純粋に「使うための腕時計」として使用するのがよいでしょう。

ファッションブランドの時計は中古市場での評価が伸びにくい

グッチやルイヴィトンといったファッションブランドの時計は、デザインの完成度こそ高いものの、機械式時計としての歴史的・技術的な裏付けは時計を専門とするブランドに及びません。

シーズンごとの流行に左右されやすく、時間が経てばデザインが廃れてしまうことも多いため、中古相場が安定しにくい傾向にあります。資産性を重視するなら、時計ブランドの定番モデルを検討するほうが資産価値で有利といえるでしょう。

腕時計を資産として持つメリットとリスク

腕時計を資産として持つ魅力は、物価上昇に強いことと、日々身につけて楽しめることにあります。

ただし、相場の変動、偽造品、メンテナンス費用、盗難など、注意したい点も存在します。値上がり目的で選ぶよりも、使いながら価値を保つ実物資産として捉えるのが無理のない向き合い方です。

メリット|実物資産としてのインフレ耐性と、使いながら価値を保てる楽しさ

腕時計は、金やプラチナといった価値ある素材と、職人の技術が詰まった実物資産です。物価が上がる場面では、お金の価値が下がる一方で時計の相場が上がるケースもあり、価値の目減りを防ぐ役割を果たすことがあります。

さらに、株式や債券のように証券口座で管理する資産と違い、毎日身につけて楽しめるのも腕時計ならではの魅力です。コンパクトで持ち運びやすく、世界中に中古市場があるため、必要なときに現金化しやすい点も強みといえるでしょう。

リスク|相場変動・偽造品・メンテナンス費用・保管の4つに注意

投資にはリスクが付きものですが、腕時計も例外ではありません。注意したい4つのポイントを下記にまとめました。

1.相場の変動

市場価格はブランドの人気や経済の動きで上下するため、短期間で値上がりするとは限らず、短期投資には向かない

2.偽造品の存在

専門知識がないと見分けるのが難しい偽物も出回っているため、購入は正規店か信頼できる専門店に絞るのが安全

3.メンテナンス費用

機械式時計は3〜5年ごとにオーバーホールが必要で、ブランドによっては1回10万円を超えるケースもある。長期的に保有するなら維持費が必要

4.盗難への備え

高額な資産だからこそ防犯対策や動産保険への加入も検討が必要

「腕時計投資やめとけ」といわれるのは、短期リターンへの過度な期待が原因

「腕時計投資はやめておけ」と言われるのは、短期間で大きく儲けようとする人が損をしやすいためです。ブランド名だけで判断したり流行モデルに飛びついたりすると、相場の急な変動に巻き込まれやすくなります。

投資目的の需要が一気に集まると相場が押し上げられ、ブームが過ぎたタイミングで高値づかみになる場合もあります。腕時計は短期で値上がりを狙うものではなく、長く使いながら価値を保つもの。

趣味として楽しみながら資産も守る、その視点で選ぶのが堅実な付き合い方といえるでしょう。

まとめ

資産価値のある腕時計を見極めるには、ブランド力・希少性・中古市場での需要・コンディション・付属品の有無といった複数の観点から判断する必要があります。なかでも下記の3点は、購入前に押さえておきたいポイントです。

●ロレックスやパテック フィリップなど、世界規模で需要が厚いブランドを中心に検討する

●定番モデルや流通量が限られる希少なラインを選ぶ

●流行依存や大量生産モデルは避け、長期保有を前提に判断する

ご紹介したポイントを参考に、満足度と資産性を両立できる1本を選んでみてください。

記事監修

ブランド買取専門店Sigma
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バッグ・時計・貴金属・ジュエリー・アパレルの高価買取専門店。 銀座・横浜・名古屋・大阪・神戸・京都・福岡・札幌に店舗を構えています。 世界各国により高く売れる販売網をもち、買取業者様からも大量に買取。 お客様に心からご満足頂けるサービスを提供し、ブランドに精通したプロの鑑定士がどこよりも高価買取を実現しております。

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